Posted on 2015年6月13日 in 自然染め 染色
韓国の自然染め第一人者のイ・ビョンチャン先生と
仁寺洞でお食事をする機会に恵まれた。
先生は 2013年の6月の展示会を最後に30年染色研究記録
および作品を寄贈され、今は静かに暮らされている。
52歳まで、エリート会社員でいらして、
その後日本で自然染めを学ばれたそうだ。
中谷省三先生は 今 染色に夢中でいらしゃるので、
技術の細かなことに ついて色々質問されていたが、
「私の考えは、、」と
専門的なお話も 惜しげもなく披露して下さった。
私は難しいお話はわからなかったが、
染色の話よりも 先生のさまざまな言葉が胸に響く
「一生懸命、忠実に自分のしたいことをしていれば
必ず誰かが助けてくれるのです」
「20年染色を研究し、ああこういうものだったのかと
少し染色についてわかり
30年経て はじめて、皆様の前で少しお話ができるようになりました」
謙虚で 所作の美しい 少女のような方でした。
私のヌビは 始まってもいなかったなと思う。
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食事は仁寺洞にある安東グッシソラム(안동국시소람)
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위치서울특별시 종로구 인사동9길 16 (관훈동 백악미술관 지하)
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문의/안내02-720-4490
高級店ですが、お昼の麺やクッパプのみ
一人でも食べられそうな感じでした。