Posted on 2015年5月31日 in ヌビ
今日はキンチョゴリ(長めのチョゴリ)のマムリをしています。
マムリ マムリと 先生とお弟子さんが話しているので、
どんな食べ物ですか?とお聞きすると
“仕上げ”のことでした。
韓服の襟は一番難しい部分です。
韓国の線というものは、直線に見えて少しだけ曲線だと
先生は言います。
縫い物だけでなく古い家など パッと見ると直線のようで
よく見るとほんの少し曲線なのです。
曲線が目に優しいと。
その自然な感じの曲線を襟で表現するのが難しいのです。
曲線の物差し。
日本のカーブと少し違うので、買って帰ろうと思います。
今日の夕ご飯はピンデトッとキムパッとマッコルリ
緑豆をすりつぶし、
米粉・キムチ・豚肉・モヤシに似たもの・ごま等を入れ混ぜて
お好み焼きのようにして焼きました。
外で食べると中国産の緑豆だそうで、体に悪いからと。
でも鍾閣にあるヨルチャチプのピンデットッもパリパリして美味しいです。
おなかが一杯だし、酔いをさまそうと川べりに散歩に。
酔いも冷めたので、今からヌビをがんばります。
今日の本
“アルムダウン ウリ チョゴリ“は16世紀から20世紀までの
チョゴリばかりを集めた本です。
ヌビのチョゴリもチラホラ
キム ヘスン著 2004年
Posted on 2015年5月30日 in ヌビ
一緒にこられた方はジャケットを作成しています。
私が前に作った白いジャケットのパターンを 裾や襟のカーブ
袖付け等細かく調整しました。
表は、中谷先生が染めたコーヒー色で
裏は、ユン先生が クルミの殻で染めた砂色です。
ヌビというのは、本当に不思議で
化学染料で染めたものだと 雰囲気がでないし、
糸も日本産のしっかりしたものより、
韓国産のちょっと頼りなげなものの方が合います。
私が昔買って染めてもらった生地の線を引こうとすると
折り目が崩れてきて、使えませんでした。
いい材料を揃えるのも大変ですね。
本当は外食したいのですが、時間も惜しく
今日はパクスナァさんが持ってきてくれたサムギョプサルです。
3人でビール2缶マッコリ1瓶飲みました。
ほんの少し休憩して、修行再開。
犬を預かってくれている姉から、LINEが来ました。
「一人取り残されるのがいやで、私が逃げないように首の上で寝ています。」
首の上って、、、
後1週間がんばろう。
Posted on 2015年5月29日 in ヌビ
一緒に韓国までヌビ修行に来られた方は、
縫い物全般なんでもできるのです。
ミシン・ポジャギ・メドゥブ・韓国刺繍 その他色々。
1週間で、いろんなものを作られました。
後は日本に帰ってからヌビるだけです。
その速度に もうついていけません
私は、、、
今日もヌビコート用の糸引きです。
朝から夕方までかかり、6メートル分の糸を引きました。
日本でやってくればいいのに。と私も思いますが、
染めた生地がギリギリで、先生に見てもらってからしか
裁断できなかったのです。
あんまり進まなかったなぁ としょんぼりして
夕方待ち時間に、一人で散歩に出かけました。
先生の工房は、安東駅から徒歩20分(バスもあります)
ヨンサンというところです。
パジャマの下を忘れて、夜スースーしながら寝ているので、
市場でペロペロおばちゃんパンツを買いました。
コンビニの前で座っていたアジュンマたちの横に座り、
アイスキャンディーを食べる。
さあ
夜も、裁断がんばろう。
Posted on 2015年5月28日 in ヌビ
今日はヌビの赤ちゃん用チョッキを学んでいます。
そしてコートを仕立てるために、2cm幅ごとに明紡の
糸を引く作業を3時間ほどしました。
引いて戻すのに、力がけっこう必要です。
教室に来られているスナァさんはモクトリを作成中。
今日の夕ご飯
仲良しのポサルニムが会いにきて下さり、
ごちそうになりました。
チョッパルは豚の足を香辛料入りの特製スープで煮つめて作るそうです。
ブリブリの皮の部分と、焼豚をさっぱりさせてような
スモークされたハムのような、、
豚足と聞いてちょっとひるみ 今まで食べたことがなかったのですが
とっーーても美味しい。
セコムジェンバングクスと呼ばれるビビン麺のようなものと
お肉を一緒に食べると あーまた美味しい。
the man jock
054-854-7172
ヌビ修行といいながら、食べ物の話ばかりしていますが、
一日中縫っています。
本当なんです。
Posted on 2015年5月27日 in ヌビ
テンプルステイも終わり、今日からまた先生の工房で
ヌビに集中です。
朝ごはんを頂いてから、作業台のクロスを作成しました。
今日はモクトリの続きと、子供用のチョッキを作成。
ヌビする時にどのように針を入れるか等
細かく修正点を教えてくれます。
お昼に先生がスーパーに行くと言われるのでついて行きました。
安東にはホームプラスとEマート・農協と大きなスーパーが3つ
お菓子のコーナーに行こうとする私を
先生は止めようとされますが (太るし体に悪いから)
クッキーを持っていると買ってくれました。
すぐに帰ってヌビを続行。
間違って覚えていたりする点を修正しながら。
テーブルにビールが出ると葛藤、、、夜も修行は続くけど
圧力鍋で炊かれた鳥に胡椒塩をつけて食べると とっても美味しく
いつものごとく誘惑に負け、のんでしまいます。
夜は睡魔と戦いながら、縫い物続行。
Posted on 2015年5月26日 in ヌビ
今日も3時にスタート。
勤行するのは、とてもつらいのかと想像していましたが、
終わると清々しい気持ちになり
毎日すると体も心も少しずつ清らかになれそうな気がします。
お釈迦様のお誕生日会が終わり、次の日は早速提灯が撤去される。
私たち日本人もお手伝い
途中で配られたアイスキャンディの美味しいこと
今日は安東に帰るので、その前に完成した韓服を着て
写真撮影会
お肉も魚も揚げ物もないお寺の食事は
食べたい病の私にはつらいことでしたが、
体の中もリセットされ 2kg減量しました。
お寺のポサルニムたちは、とても親切でしたし、
3日間でしたが、とてもいい経験になりました。
安東の先生の工房に帰ります。
盈徳(ヨンドク)江口港(カングハン)が通り道だったので
少し寄り道して、市場の見学に行く。
영덕 강구항
お昼ごはんをお寺で食べたばかりだったので、アイスコーヒーを
飲みましょうかと言っていたのに
急にアワビとビールを食堂で。
先生は運転があるので、飲めずに申し訳ない。
とっても韓国らしい風景が広がり、楽しいところです。
ヨンドク・カングハン(江口港)への道は
プサンよりバスでポハンへ(約1時間半)
ポハンでヨンドク行きバス乗車
カングハン下車(約1時間ぐらい)
停留所より歩いて10分
Posted on 2015年5月25日 in ヌビ
テンプルステイにきているお寺は3時から勤行があります。
太鼓を鳴らし、お坊様がお経があげる声に促され、
眠気まなこで法堂へ
今日は、お釈迦様ご生誕の行事。
何千人と集まり とっても賑やかな一日。
私たちの担当は、瓦を売る担当と聞いていたので
日本にいる時から、とても楽しみにしていたが
「奉仕者が多いから私たちは縫い物をしましょう。」と先生がおっしゃり
とっても残念無念。
賑やかな行事のあいまも先生は、
私たちに教えることに集中していらっしゃる。
瓦に願い事を書いて寄贈する時、銀色のマーカーを振り
新品の服にビシャビシャとインクがついた。ショック!!!
30分程の行事見物を終え 後はずっとヌビに集中。
今日習っているのはモクトリだが
片面を輪にした方法で少し難しい。
何千人と人が集まり賑やかなのに お母さんは子犬にお乳をあげながら
すやすやと眠り、かわいいお顔。
1匹しか産まれなかったので、たくさんあるお乳を飲み放題
休憩時間は子犬のいる軒下に会いに行き、とっても癒された。
宝鏡寺(ポギョンサ)
住所:浦項市北区松羅面宝鏡路523
電話:054-262-1117
Posted on 2015年5月24日 in ヌビ
修行2日目は、またミシンの練習から始めています。
お昼からは、安東から2時間ほど車に乗り浦項へ行きました。
お釈迦様の誕生日会が行われる宝鏡寺まで。
とても観光客の多い大きなお寺です。
テンプルステイというよりも、先生の部屋のようになった
お寺の部屋に到着。
どこに行くのも縫い物の道具をすべて持参され、
ヌビ修行の続きを。
他のポサルニムと呼ばれるお寺に仕える人たちが私たちの縫い物部屋に
修理してほしいものを持ってきたりされます。
お寺では参拝客に無料でごはんを振る舞われるので、
味噌も醤油も全部手作り。
安東シッケを裏の川へりで頂きます。
コチュカルと生姜と大根と麦で作った油??が入っています。
ちょっと酸っぱく、ごはんを食べた後にのむと
消化を助けるそうな。
お寺に住み着いている犬が1匹だけ子犬を出産しましたが、
お父さんは浮気をして出て行ってしまったそうです。
お父さんはちんど犬で、お母さんはハスキーのような風貌。
本当に浮気をしたかどうかは不明ですが、
どちらにしても、とにかく子供のために帰ってきてほしい。
Posted on 2015年5月23日 in ヌビ
ヌビの修行1日目は、ミシンの練習
ヌビはきれいにミシンがかけられないといけない。
でもこの工房にある工業用ミシンは、力加減が難しい。
私の足の力が足りないようだ。
サムギョプサルを工房で頂く。
夕方安東にある民族村に行き、テグムの演奏会に出演されている
友達に会いに行きました。
その後藍染めの名匠チェオクチャ先生の工房に遊びに。
チェオクチャ先生は、2016年5月にフランスで展覧会をされるそうで
今はその作品づくりに1年間お忙しいそうだ。
Posted on 2015年5月22日 in 大邱 西門市場
ティーウェイ航空に乗り、大邱に到着しました。
お坊様が迎えに来てくださり、昼ごはんをごちそうに。
大量のビビンパやジョンや魚、テンジャンチゲを頂いた後
大邱の西門市場で食べ歩き。
お坊様に太ったねと言われたのに また3kg太りそうだ。
夜にユン先生の工房に到着し、きのこ鍋をたべに。
今日は縫わずに終了。
明日からがんばりますっ。